最近読んだ中でのヒット

悪魔とドルチェ 第1巻 (花とゆめCOMICS)

悪魔とドルチェ 第1巻 (花とゆめCOMICS)

去年、7・8年ぶりに買った「花とゆめ」の中でこれは!と思ったのが鈴木ジュリエッタの「カラクリオデット」でした。いい意味でベタなんだけど、ちゃんとツボを抑えてくれているストーリー展開な上に、登場人物みんな素直ですごく好きです。ロボット(アンドロイドやオートマターしかり)が人間として生活をする作品は数あると思いますが、シリアス臭くないのがまた好き。少女マンガのドキドキ感(恋愛の胸キュンとほぼ同義)も程よくあって、これは良い少女マンガだ!と一人で熱くなってしまいました。コミックスはまだ3巻までしか出ていないのですぐに揃えましたとも。
そして、先月出た鈴木ジュリエッタの最新刊「悪魔とドルチェ」も期待満々に読みました。……好き(はーと) この設定(お菓子や悪魔)にもうズキュンと来るわけですが、恋のライバルですら登場人物みな可愛いよちっくしょう。そして私は鈴木さんの描く「自分の気持ちにうまく気づけない、素直じゃない男の子」が大好きだとここで気づいたのでした。
前作が良いと次の作品はそれ以上の期待を持ってしまうので、自分の中で求めるレベルを無意識にあげてしまうものだと最近思っていた流れの中で、この「悪魔とドルチェ」は(「カラクリオデット」は連載中ですが)期待を裏切らない漫画でございました。津田雅美田中メカも良かったよ!良かったんだけど…なぜだろう、この物足りない感じは*1。でもどちらも一巻なのでこれからも楽しみなのは間違いないのです。あと白泉社つながりだと「らぶ・ちょっぷ!」が二巻で終わってしまったのは悲しかったです。森生まさみ好きだよー。

*1:田中メカの新刊に関しては、帯の煽り文に期待しすぎました。ほら、ドSとか眼鏡とか先生と生徒ものとか…さ、…好きな要素が…さ…