チョコレート・ディスコ

せっかくですからバレンタインのお話なんぞを。
今年のバレンタインはあげようと思ってる人がたくさん居て、結構に悩んだり考えたりいたしました。そもそも、バレンタインは女子がLOVEな男子にチョコレートを渡し告白をする日…なのかもしれませんが、私は「お世話になってる方々(男女問わず)に感謝の気持ちをこめてありがとうと一緒にチョコレートを渡す日」だと考えているので、「義理チョコ」という表現は好きではありません。「義理チョコ」という言葉の中には「あんたなんか別に好きでもないんだけど、仕方なくあげてあげるんだからね!」という多少ツンデレ女子が混ざったようなイメージが見え隠れするように思うのです。だから「義理です!」って言わなくても義理って分かる範囲で、だけどちゃんとしたチョコレートをお世話になってる方々にお渡しします。今年はバレンタイン限定のキスチョコを三個ずつラッピングして配りました。あからさまに私の趣味全開なラッピングでしたが、好評だったようで嬉しかったです。
さて、本命チョコはそりゃ世の中見渡せば一人にしか上げないのが世の常、というかまぁそうですよね。かくいう私も本命さんには手作りでお渡ししました。豆乳と豆腐を用いたバナナチョコパウンドケーキです。なぜなら彼は昨年10月に減量宣言をしてから(自発的に)、甘いものをとことん口にしていないのです。そのため、ヘルシーな材料でできるもの…ということで、これになりました。出来上がったケーキの端っこを父親に味見をさせたところ「お、うまいなこの雁月(がんづき)*1」と言われてしまいました。割とショックでしたよ、お父様。それでもそれを渡しましたけれど。感想は「ケーキというよりパンだね」でした。雁月ではなかったようで一安心です。
そして実はここからが割と本題。前置き長いですね。女子の方々にお聞きしたいのですが、この俗に言う「義理チョコ」と「本命チョコ」の間って、存在しませんか? 義理チョコよりいいものをあげたいけど、本命ってわけじゃないっていう、曖昧なまさに乙女心満載のチョコ。もう区分では「乙女チョコ」でいいと思います。そんな乙女チョコ、実は何よりも気を使ったりします。私には仲良しの男の子がいるのですが(決して恋愛関係にならないとお互い分かってるし、そもそもお互い恋人が居る、普通に仲の良いお友達)、大学生活も今年で最後、あげる機会ももう無いだろうと思い、今年は彼に乙女チョコをあげました。去年は板チョコを熨斗袋に入れてあげただけでしたけどね☆(それはそれで大うけでした)もらったほうが喜んでくれて、でもお返しに困らない程度で、彼女が居ても困惑しないような…と、悩みに悩み、お付き合いしてる人にまで相談したぐらいです。そこで、ハートとかが書いていないゴディバのトリュフ二個入りをあげました。結果、大変喜んでくれたので嬉しかったです。程よいって難しいわぁ…。
ちなみに乙女チョコ、今年はもう一人、女の子にあげました。そちらには遠慮なくかわゆいハートのトリュフが入ったゴディバです。やっぱり可愛いほうがいいよね!

*1:東北(主に岩手・宮城県北部)で伝わる蒸しパンがもちもちしたような郷土料理。っていうかお菓子。基本的に黒糖味や味噌味